2010年10月24日日曜日

チーザフォトコンのイベントに参加して

10月22日夜、鈴木純二(@suzuj)さんの呼びかけで、チーザというグリコのお菓子が好きな人が集まってチーザを題材にしたフォトコンテストのイベントを西新宿のアビバコでやった。
(詳細なチーザフォトコンテストの概要はこちらを)


まずは、イベントに参加された方33人、USTをご覧いただいた方、28人の写真を投稿された方、毎週の会議でサポートしていいただいた方、商品を提供していただいた企業さま、楽しい時間を過ごさせていただき、本当にありがとうございます。


岡村信一(@bacars)さん提供

1. きっかけ

このイベント、3ヶ月以上前から企画したものだったんですよね。私の認識では、このtweetが全てのはじまりだと思うのですが...



鈴木純二(すずきじゅんじ)
皆様、晩チーザ  チーザフォトコン企画します 皆さんの日常の光景に美しく溶け込んでいるチーザのベストショットを募集しちゃおうかな、と。詳細別途連絡。スタッフ募集!よろチーザ!

というtweetを拝見し、



平田 耕造
@ 晩チーザ☆  写真の取りまとめと掲載が私のタスクですか?

というツッコミを入れたのが私にとっての始まりだ。
私は、写真自体は好きではない。友人と旅行行く時カメラは持ち歩かない。
友人に依頼されて写真を撮ることはあるが、自ら進んでカメラで人、風景などを撮影することはない。

まぁ、企画の趣旨が”ソーシャルメディア・リアル接点でのありとあらゆる階層での交遊を深めるために、何も脈絡も無い「チーザ」という共通のスナック菓子をキーワードとした写真だけでコミュニケートしてしまいましょう”ということだったので、気軽に参加した。


今回私が重視したのは気軽さ。人数を沢山集めるつもりもなく、参加した人それぞれが楽しめればいいのかなぁと。よく、twitterイベントでは主催者が参加者を集めて参加者に"楽しんでもらう"というイベントがありますが、私の認識では当イベントは、「参加者=スタッフ」というスタンスで主催したイベントだ。だから、参加者をもてなす、楽しんでもらうというスタンスではなく、やりたいことがある人は事前に提案、行動し、当日楽しみたい人はそれなりに楽しんでいただくものだと思う。


2. 無料のWEBツールがどこまで使えるのか

私の中には、もう一つの目的があった。イベントをやる上でWEB上に溢れている無料ツールがどこまで活用できるのか試してみたかった。今回、イベントの目的と矛盾したツールの使い方をしていたのでしたら、関係者に申し訳なく思います。

具体的には、下記2つ。

・ Google Sites (大日本チーザ党のWEBページ)
・ livedoor blog

参加者の管理は、雪和園(@setuwaen)さんがtwtiviteでやっていただいた。
また、facebookにもページを作成していただいた。ありがとうございます。

facebookには、登録している方が多くのコメントを投稿していただいた。
ここまで盛り上がるとは思っていませんでした。感謝申し上げます。

一度だけ、内輪だけに告知すればよいイベントであれば、facebookのファンページだけで充分だ。
無理して、Google Sitesにページを作成する必要はない。

ただ、下記を目的とするならGoogle Sitesを使用する価値はあると思う。

・ 地域、有志団体で信頼性を上げるための公式ページ
・ イベントを記録に残したい
  (実際に4月30日にも「チーザ党&田宮ファンの集い」というイベントをやっており、今後も何らかのイベントをやるかもしれません。)



今回、鈴木さんには、Google Sitesにさまざまな情報を掲載していただいた。ありがとうございます。
この一つ一つの記事が、積み重なってサイトのブランドができるのではないか。
今後も何かあれば、Google Sitesに記録を残していければなぁと思う。

次に、live doorブログでの投票サイト。こちらは、非常に難しかった。
フォトコンをやる上で難しかった点が3点あった。
  1. チーザをモチーフにした写真を投稿するまでの障壁が高い
  2. 多くの写真を掲載、投票する適切な場がない
  3. 多くの方に投票していただくには工夫が必要
チーザをモチーフにした写真を投稿するまでの障壁が高い

iPhoneなどのスマートフォンでさえも、写真を撮影してtwitterなどのソーシャルメディアに投稿するまでの操作がまだ煩雑である。ましてや、ほとんどの人はチーザを普段から持っていない。
「写真をどうやって投稿すればよいのか分からない」と仰った方もいた。
普段、iPhoneで写真をとる場合は、そこにあるものを写真撮影するのだ。写真を撮るためにその場所に行ったりするケースはほとんどない。
何らかのイベントに参加した際に写真を撮って、それをtwitterなどのソーシャルメディアに投稿してフォトコンをするという方法もおもしろいかもしれない。

多くの写真を掲載、投票する適切な場がない

WEB上のディスプレーでは、多くの写真をスクロールしながら見る必要がある。
リアルな場では、じっくりと歩きながら多くの写真をみることができるが、最低限サムネールを作成する必要があるのではないか。今回はサムネールを作成する余裕がなかった。
サムネールを作成しても、100枚以上の写真の掲載は難しい。
とくに、モバイルで観ていただくには工夫が必要だと思う。
モバイルなどの5インチ以下のディスプレーで展示するには、スライドショー形式が限界ではないか。
ただし、多くの人が投稿した様々な大きさ、ファイルサイズの写真をスライドショー形式にするのは難しい。かといって、大きさを指定すると参加者は気軽に投稿できなくなる。カメラメーカーの場合は、大きさを指定することは可能だと思うが、様々なカメラ(携帯、スマートフォン含む)でとっていただく場合は、大きさを指定すべきかは主催者で決める重要なことではないか。

仮に投稿サイトを作成するならポイントはただ一つ。


多くの方に投票していただくには工夫が必要

今回は、twitterで該当tweetのRT数で投票数をカウントさせていただいた。
tweet上に各写真に割り当てたブログURLを元に、twitter4jというライブラリを使用して簡単なjavaプログラムを書いて集計した。
集計自体は、1週間に1回プログラムを実行するだけ。なぜ1週間に1回集計する必要があるかというと、twitterの検索結果は1週間しかWEB上で公開されないから。

自分で投票サイトを作成すれば、投票結果を集計する機能も一緒にプログラムを書けばよかったが、今回はtwitter上で、どのくらい伝播するのかテストしてみたいという思いもあり、RT数を投票数とした。

投票期間は2週間としたが長すぎた。twitterを使用した投票は「なう!」だと思う。
つまり、1時間で多くの人から投票を呼びかけてもらい、彼らのフォロワーに投票してもらう。
USTと連動した投票の呼びかけの方が、効果があったのではないか。
確かに、その時間帯にtwitterをやっていない人しか投票していただけないというデメリットもある。
しかし、誰かに投票していただかないと話が進まない。twitter上で投票していただくには短時間でメリハリをつけてというのが私の考えである。
集計は、事前にリハーサルを行っていれば問題ない。リスクは当日、twitterに障害が起きたときくらいである。その場合は別の日、時間帯にずらせばよいだけだ。

3.イベント当日、イベント後

10月になってから、自分の仕事が忙しくなったからか、イベント会場での設営、準備など全くお手伝いすることができなかった。鈴木さん、会場を手配していただいた才式(@saisiki)さんありがとうございます。

金曜日の夜だと、私のようの民間企業の会社員だと準備する時間がとれない。個人で事業をされている方か、専業主婦の方、リタイアされた方中心にお願いせざるを得ない。今回、当日の準備をしていただける方を集められなかったことが一つの反省点だ。結果として一部の人に負担をかけてしまった。

また、「イベントをやった。楽しんだ。」それで終わりにしてはいけない。

まずは、会計。少なくても関係者に収支を報告する必要がある。30人以上にお金を払っていただいたイベントなのだから収入、支出はどうだったのか、余剰金、損失はどのように対処するのか。それくらいは、WEBで公表したい。今回は、会計に関しても鈴木さんが迅速に対応していただいた。ありがとうございます。

次に、ご支援いただいた企業さま。グリコさんをはじめ、ひごの屋さん、二神愛国堂さん、エコヒルズさん。
無料で参加者のために色々支援いただいた。twitter関連のイベントを何度かやっていると支援していただくのが当然と思ってしまう。それは問題だと私は思う。少なくても感謝のtweetだけは忘れないようにしたい。(まだお礼のtweetをしていない方がいます。ゴメンなさい...)

最後に、写真の「粒谷区立美術館」の展示に関して、粒谷区立美術館(@tweeseum)さんと何も相談させていただいていない。今後どのように掲載するのか相談します。

ゆるいイベントだが、最低限締めるところは締めることが、人との信頼を持続する一つのコツだと思う。

今回、イベントの目的を明確にし、目的がブレることなくイベントを遂行できたことは大きい。
目的がぶれなかった一番の理由は、やはり発起人の鈴木さんのリーダシップだろう。
確かに、企画の目的、趣旨と違うからという理由で参加を辞退された方もいる。辞退された方とイベントをご一緒できなかったのは残念だが、違和感を感じながら本番に参加されなかっただけでもよかったのかなぁと思っている。それだけ目的は重要だと思う。

また、鈴木さん以外は、それほど大変なタスクをこなすことなくスケジュールに余裕をもって取り組めたことが大きい。もちろん、鈴木さんや武田(@hirosaki710)さんがスケジューリングしていただいたお陰であるが、、、

私の中では、目的は充分達成できたと思う。もちろん、まだまだ改善するところはいくらでもあるが。

今回、参加していただいた方の多くは、イベントを主催する際に様々な力になっていただける方ばかりである。イベントの主催者、司会ができる方、USTができる方、広報ができる方、会場の手配ができる方、設営が得意な方、デザインができる方...彼(女)達とまた、別の機会でゆるいイベントができたらなぁと思います。

今後もみなさまと楽しいことを企画、実行できたらなぁと思います。
今後とも何卒よろしくお願いします。

2010年8月26日木曜日

フォトコンの投票サイトにブログを利用してみる

今、チーザフォトコンテストというtwitterイベントのスタッフをやっている。
チーザフォトコンに関しては、こちらをご覧いただきたい。
また、フォトコンにおける写真投票で、こちらの記事では「投票はtwitterのRTのカウントだけで充分」と書いてしまいましたが、改めて冷静に考えるとtwitterだけでフォトコンの投票はダメだ。

twitterはフローだ。つまり、伝えた瞬間にみている人にしか伝わらない。あのtweetなんだったっけ?と探すのが面倒だ。かといって、投票サイトを作ると大変だ。PCの画面はもちろん、携帯の画面、スマートフォンの画面、場合によってはiPadの画面に対応しなければいけない。

今日、twitterのTLを見たらブログに漫画を描いている方を拝見した。そうだ!これだ!
これなら、PCの画面、携帯の画面、スマートフォンの画面、iPadの画面の全てに合わせれる。
しかもtwitterへの投稿は、HTMLで簡単に表現できる。
ブログに画像を貼りつけて、この記事を応用してHTMLを作成して埋め込めばよい。
携帯やスマートフォンでは、複数枚の画像を表示するのに時間がかかる。1枚の写真を1つの記事とすれば、画面表示も比較的スムーズに見られるのだ。

私のオススメはlivedoor blogである。
実際、、ブログでの投票サイトを使っていただけるかどうか分からないが、もし採用されるのであればテストしてみたい。


現在、チーザをつかった写真を受付中!
ハッシュタグ #cphoto10 と写真のURLを付けてtweetして下さい。








よろチーザ!

2010年8月17日火曜日

Twitterは「なう」じゃない

Twitterをやっている人は、気づいているだろうが、個人商店などでタイムセールをするのは難しい。
実際どれくらい難しいのか、あるいはタイムセールが可能なのか、定量的に測定する方法はないのか、趣味で考えてみた。

その結果、自分がtweetしたときを基準として過去何時間、何日前にフォロワーが最後のtweetをしたかを計測してみると傾向が分かるのではないかと考えた。

下記条件で計測した結果は以下の通りである。

自分のアカウントで8月14日土曜日の22:30頃を基準に、自分のフォロワーが最後にtweetしたのは何日(時間)前かを測定する。ただし、N日前にtweetした人のカウントは、N日より直近にtweetした人の数とする。




















自分の場合で全てが当てはまるとはいいきれないが、1時間以内にtweetしている人でフォロワー全体の約1/6である。tweetしている人=自分のタイムラインを見ている人とはならないので断定はできないが、一般人なのでそれほど注目して観ていただけないだろう。

フォロワーの1/6が観ていたと仮定すれば、その中で自分のtweetに何パーセントの方が反応していただけるのだろうか。Twitterは、マスメディアではないのでこの考え方自体がおかしいのは充分承知している。

もちろん、有名人だとか「タイムセール」が成り立つ場合もある。
まぁ、一般人の私には上記どちらも縁の無い世界です。
地道に、フォロワーさんとtweetを楽しみたいですね。

2010年8月14日土曜日

自分の周りで1ヶ月以上tweetしていない人は5%~10%

最近、twitterを使ってセルフブランディングで自分自身の価値を上げようとしている方がいる。
私自身、セルフブランディングを否定しない。しかし、「セルフブランディング」をtwitterなどのSocial Mediaを使ってやるときに、きっちりと事実を把握しておく必要がある。特に、twitterを使い始めて3ヶ月以上経って、使い慣れた感覚を持っていらっしゃる人に読んでいただきたい。

今回は、下記仮説を立てて検証した。
「twitterを3ヶ月以上やっている人のフォロワーで1ヶ月以上tweetしていない人の割合」

ただし、集計には私と直接お会いしてお話させていただいた方に限らせていただいた。
結果は以下の通りである。


1ヶ月以上tweetしていない人 フォロワー数 割合(%)
154 2143 7.18618758749417
501 5780 8.66782006920415
192 3516 5.46075085324232
450 6150 7.31707317073171
235 2630 8.93536121673004
115 1526 7.53604193971166
339 3555 9.53586497890295
62 903 6.86600221483942
244 2132 11.4446529080675
186 3664 5.0764192139738
1089 13778 7.90390477572942


1ヶ月以上tweetしていない人は、5%~10%。多いとみるか、少ないとみるかはその人次第だ。

もちろん私が実際お会いした人をサンプリングしているので、お会いしていない人の場合は結果が異なるかもしれない。

もちろん、私がフォロワーさんに訴求したいことがある場合は、非アクティブユーザの割合を計測するのではなく、アクティブユーザの割合を計測後、何らかの戦略を立てるだろう。(しかし、私はPRする必要がないので、ここには記述しない)

大事なことは、twitterをやる目的であり、単にフォロワーを増やすことは時間の無駄だと考えている。一人でも多くの方が、twitterに飲み込まれずに楽しい生活をされることを望んでいます。

コメントありましたら、私のtwitterアカウント(@kzhirata)までtweetしていただけると嬉しいです。

2010年7月29日木曜日

写真の投票を実現するための無料サイトの組み合わせを考えてみた

先日、チーザファンのために投票サイトを任された。
自分でサイトを作成したりプログラムを組んでできないこともない。
ただ、この規模となると一日では作成できない。
作成したとしても、テストなどを考慮すると私の力では数日かかってしまう。
(腕のよいプログラマであれば、1日でできてしまうかもしれない。)

しかし、既存のWEBサービスを組み合わせると1時間で写真投稿できてしまうサイトを作ることができる。
実際に作成したサイトがこちら。↓

https://sites.google.com/site/portalhashtag/kzhirata/photo_vote

Flashを使っているため、iPhoneやiPadではご覧になれない。
PCのみしか対応していないのが残念だが、無料でしかも1時間でここまで出来れば大したもんだと思う。

投票は、コメントの有無、二重投稿可・不可、締切り日および締切り時間、更には投票結果の表示、非表示(管理者のみ把握)まで設定できる。

下記ツールを使用すれば、一切プログラミングをすることなく上記投票サイトが無料で作成できてしまう。正直、ITエンジニアまではいかなくてもある程度のITリテラシーを持っていれば、ノウハウを蓄積するだけで1時間でできてしまうのだ。

【使用したツール】
1. Picasa ウェブアルバム http://picasaweb.google.com/home
2. Google Site https://sites.google.com/
3. FC2投票 http://vote.fc2.com/
4. Google App Engine

i)  候補となる画像(写真)を自分のPicasaウェブアルバムに「新規アルバム」を作成する。
ii) Google Siteで「ページを編集」⇒「挿入」⇒「Piscaウェブスライドショー」を選択し、i)で作成した「新規アルバム」を登録する。画像サイズは適当に決める。これで、スライドショーは完成。
iii) FC2投票の右上のメニュー「投票ユニット新規作成」を選択し、ii) のスライドショー分だけ選択肢を作成する。その他、2重投稿有無や、締切り時刻などはイベントの適正に応じて決める。
iv) iii)で作成したFC2が出力したHTMLスクリプトを元に、ガジェットのxmlをGoogle App Engine上に作成し、サーバーにアップする。(ここがエンジニアでないと難しいかもしれない。ちょっと手順が複雑なので、時間があれば別に手順を書きます。)
v) iv)で作成したガジェットをGoogle Siteに挿入する。
手順は、「ページを編集」⇒「挿入」⇒「その他のガジェット」⇒「URLを指定してガジェットを追加」
このときに、iv)で作成したガジェットのURLを入力れば出来上がり。

ちょっと知恵を出せば、この程度のことができてしまうある意味ITエンジニアにとっては、怖い世の中になってしまった。やはり、これからはプログラミングをして0から開発する必要があるのか、きっちり考えたい。既存のツールを使ったほうが、中小企業の役に立つ可能性も充分にある。すぐに出来るのだからお客様から1回のコンサル料をとればよいのではないか。

最後に、投票サイトを教えていただいた道端(@mitibata1)さんに感謝申し上げたい。
道端さんには、今まで様々なところで教えていただき非常に助かっている。
道端さんに限らず、私のフォロワーさんから様々な知恵をいただいて無料でここまでのことができてしまう。まさに、twitterなどのSocial Mediaを使った相乗効果の賜物だ。
このようにさまざまなバックグラウンドをもつ人と知恵を出し合って、(仕事・ボランティアに限らず)お互いを高めて素晴らしい仕組みを創る。
この感覚が自分にはたまらない。

P.S. これから、このような小技はTwi-japanの「ツイッターサービス開発者交流グループ」でちょこちょこ展開していきます。開発者に限らず、よろしければメンバーになって中をご覧ください。

2010年6月1日火曜日

クラウドソーシング・ツール (5)

今回で、ついせんでのクラウドソーシングツールは最後です。
今日はイベント後、最も大事な振り返りについて書きます。
対象者は、イベントのスタッフとして参加した人。特にイベントをやって充実感を味わった人に読んでいただきたい内容です。

まず、振り返りは、「個人の振り返り」「組織の振り返り」があります。
以下、「個人の振り返り」と「組織の振り返り」に分けて記述します。

「個人の振り返り」

昔、小学生のときに、「遠足はお家に帰るまでが遠足だ」とよく言われた。
私は、イベントに関しても、「イベントは振り返りが終わるまでがイベントだ」という言葉が当てはまると思う。少なくてもイベント主催者を継続した組織とする場合は、振り返りが必須である。

そんなときに、「個人の振り返り」をするとよいのが、ブログである。
イベント後のブログで一番大事なこと。
それは、何よりもすぐに書き始めることです。全部書く必要はない。一日、少しずつ書く。
書いたらすぐに、twitterに投稿する。誰よりも一番早くやることに意義がある。みなさんが、「イベントに参加してよかった!」という気持ちが覚めないうちにやった方がよい。
そうすることで、読者の反応次第で展開を変えることができる。
次に大事なこと。自分の思うままに書く。所詮、素人のブログ。自分の思うままに書けばよい。
ただし、他人の誹謗中傷は絶対に避けること。他人から自分にとって何か悪いことを指摘されたときは、自分の気持ちを書けばよい。「ムカついた」なら「ムカついた」と書けばよいと思う。

さいごに、タイトルにキーワードを必ず入れる。キーワードは、一般名詞でないほうが好ましい。イベント名が最も適していると思う。また、「tweetmeme」をブログの文章の直下に入れる。
ブログのトップページのURLを入れた方がよい。なぜなら、ブログのトップページのURLであれば、全回数をカウントしてくれるからだ。また、tweetmemeの回数が多くなるため、検索エンジンの上位にも出力される。(ちょっと珍しい言葉では、10回twitterで参照すれば、検索結果トップに出ることもある。)
あとは、twitterでそのキーワードをみなさんに連呼(RTなど)してもらえばよい。

「組織の振り返り」

最後に、組織の振り返りである。
せっかく集まった仲間で作った組織を持続的なものにしたい場合は、一段落ついたところで各自の振り返りを持ち寄って、組織の振り返りをしたほうがよい。
組織の振り返りの場合、オフ会をするに越したことはないが、普段、仕事をもっている人にとって、子育てなどをしている人にとって、直接顔をあわせる時間を捻出するのは難しい。
そんなときには、Google Groupを使って、お題をつけて話しあえばよい。
Google Groupの一番の特徴は、メーリングリストと違ってトピックごとに意見をまとめることができる。
メーリングリストのように、「あの話、どこにいったっけ?」と受信箱を検索する必要がなくなる。
Google Groupの内容はメールでも受信できる。しかも、ある人の意見に対して、意見を言いたい場合は、そのメールに返信するだけで自動的にそのトピックに返信内容が追加されるのだ。
GoogleのWEBを見られないと厳しいが、スマートフォンであれば充分移動中でも、対応可能である。

ボランティア組織のために、個々人が振り返りをアウトプットするのは非常に大変だが、一部の人がやっていただくとそれだけで次に繋がる。

是非とも個人、組織で振り返りを行い未来へ向けて今まで養った絆を強くしていければと切に願う。

これで、クラウドソーシングツール第1部は終わりです。
ご覧いただいたみなさま、ありがとうございます。

第2部は、自分の中でノウハウが蓄積されたらまた書こうかと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

平田 耕造(@kzhirata




2010年5月27日木曜日

クラウドソーシング・ツール (4)

今日は、Google App Engineの活用について、記述します。
対象者は、プログラムは書けないけど、簡単なWEBデザインができる人です。
今まで、レンタルサーバなどを使わないとインターネット上で、自分が作成したWEBページを公開できませんでしたが、Google App Engineを使用すると、広告なし、無料で自分のWEBページを公開できます。イベントなどで暫定的に使うには、最高のツールです。

Google App Engine」とは、Googleがプログラマ向けに無償(システムリソースを一定以上使用した場合は有償)で提供しているWEBサーバおよび開発環境である。
というと、プログラマでない人には、非常に難しく感じるかもしれない。イベントでどのように使えばよいのか?

レンタルサーバとして使えばよいのである。
イベント当日用にデザインしたWEBサイトをプロジェクタで表示させたり、twitterでUSTなどで視聴している人にみていただく、といった方法がある。
WEBデザイナーの方(HTML、CSS、JavaScriptを使いこなせる方)は是非、Google App Engine を使ってサイトを構築されると、無料で簡単にできる。
Google App Engineのインストールは、このドキュメントを参考にしていただきたい。(ただし、最終章の■Loggerの使い方は、無視して構いません)


Eclipse上でプロジェクトを作成後、プロジェクト名(ここでは、「twicase1000」)の直下に「war」というディレクトリがあります。
この直下に、index.htmlというファイルを置き、デプロイ(上記ドキュメントの「■プロジェクトのApp Engineへのデプロイ」を参照)すれば、下記URLから作成したHTMLの内容を確認できます。

「http://作成したGoogleAppEngineの名前.appspot.com/index.html」



また、「war」直下に、「tw1000_tyo」というディレクトリを作り、その下にindex.hmlファイルを置いた場合は、下記URLから作成したHTMLの内容を確認できます。

「http://作成したGoogleAppEngineの名前.appspot.com/tw1000_tyo/index.html」

CSSやjavaScriptも同様に所定のディレクトリに置いてパスを通せば問題ありません。

GoogleAppEngineは、プログラムを書くための環境であるため、とっつきにくい印象がありますが、WEBデザイナーさんにとっても便利なツールになります。





2010年5月22日土曜日

クラウドソーシング・ツール (3)

今回は、(3)実施要綱とりまとめについて記述する。

結論から申し上げると

下記3つのツールのメリット・デメリットを記述する。

・ wiki
・ ML
(らくらく連絡網)

(1)wiki

グループで使う場合、基本的にWikiは個人の意見を反映する場ではない。チーム内で出た結論や議事録をまとめた掲示板である。
以前は、ITエンジニアがプロジェクト内の情報共有で使用していた。
最近は、「@wiki」や「livedoor Wiki」など様々なものがある。
無料でWikiを使用する場合は、こちらのサイト「無料Wiki比較」でまとまっているので参考にされるとよいかもしれない。

Wikiのメリットは以下の通り。

・ 管理者が承認した複数人で編集できる。
・ ページ構成を自由に決めることができる。
・ Wikiの記法を習得すれば、フォントの変更、表の作成、画像の貼付けなどができる。

また、自分で構築したサーバーを使えば、Wikiで下記のことも可能。

・ ファイル(pdf,microsoft office文書など)をWikiにアップしてリンクを貼ることができる。

一方、Wikiのデメリットは以下の通り。
・ blog、twitterと比較して知名度が低い。
・ 使い慣れるまでが大変。特に、既にある程度のコンテンツがあるWikiを初めて編集する場合、勇気が必要。
・ 複数人で編集する場合、編集ルールを取り決めておく必要がある。


個人的にオススメするのは、Google Siteである。

Google Siteを使用する場合、blogを書く感覚で、ページを作成したりリンクを貼ったりすることができる。
実際、blogをやったことのない方でもスムーズにページ作成、ページ編集していただいている。
しかも、広告がない!自分で稼ぐためにGoogle Adwordsを入れることもできる。

もちろん、HTMLを使える人は、よりリッチな表現が可能だ。
他のgoogleのサービスとも連携可能みたいである。

Wikiを使用する場合は、Google Siteを是非オススメする。

(2)ML

ML(メーリングリスト)は、チームメンバーにEメールを使用してチーム内のメンバーに一斉に通知するものである。Eメールを使用しているため、様々な使い方をすることができる。

無料で使えるML「らくらく連絡網」もMLに含まれる。

MLのメリットを以下に示す。

・ 管理者以外は、使い方が簡単である。
・ 企業内など既に多くのところで使われているので、多くの方が使い慣れている。
・ メールのタイトルにメーリングリストと通し番号が記載されているため時系列の把握ができる。

デメリット

・ 大人数でやると、メールの返信だけで人数分となってしまい、何が重要なメールなのか判断がつかない。
・ 議論が必要な場合、テーマに沿ってメールをまとめることができない。
・ 無料のMLの場合、メール文面の上下に広告文が掲載される。

以上になります。
何か、Googleの宣伝になってしまい申し訳ありませんが、次回はイベント当日に使用するツール「Google App Engine」を紹介します。開発者でなくて、デザイナーさんにとってもGoogle App Engineは非常に有効なツールです。

つづく...



2010年5月19日水曜日

クラウドソーシング・ツール (2)

告知's以外の「告知・申込ツール」

(1)form-mailer(http://www.form-mailer.jp/)

twitter活用事例1000(通称:ついせん)東京会場」では、申込フォーム自体は、「告知's」ではなく、form-mailerを使用した。理由は下記の通りである。

・twitterをやっていない人で、普段PCを使っていない人は多いのではないか。携帯電話(主要3キャリア)からも申込ができるようにしたかった。(告知'sでは携帯電話からの申込が不可能)
・PCと携帯電話の申込フォームを統一したい。申込フォームが統一されていないと参加者管理が面倒である。
・無料で5つまでの項目を自由に作成することができる。
・氏名、メールアドレスなどの項目に対する入力チェック機能が既に実装されている。
・sslを使用して申込が可能。(最低限のセキュリティが担保されているという印象を参加者に与えることができる)

一方、form-mailerを使用するデメリットは下記の通りである。

・iPhoneなどのスマートフォンに対応していない。iPhoneでform-mailerから申し込むことは可能だが、PCと同じ画面となるので、操作しにくい。
・リストなどで参加者管理をするのが面倒。申込時のメールを主催者が一つ一つまとめてExcelなどで管理する必要がある。

form-mailerから申込むと、イベント主催者側で登録したメールアドレスにメールが送られる。
イベント主催者側で登録するメールアドレスは、できればフリーのメールアドレスでないものが好ましい。
フリーのメールアドレスだと、連絡事項などを参加者に通知すると「迷惑メールフォルダ」に置かれる可能性が高いからだ。

やむおえずフリーのメールアドレスを使用する場合は、Thunderbirdなどのメール振り分け機能があるメーラーで管理することをオススメする。(Microsoftのhotmailなどは、自由にフォルダを作成できないためオススメしない。フリーメールを使用する場合は、個人的には、gmailを使用するのがベストかなぁと思います。)

(2)tweetvite(http://tweetvite.com/)

tweetviteを使用するメリットは以下の通りである。
・twitterを使っているイベントの参加者からみれば、最も気軽に参加できるツールである。
・知り合いで少人数(10名以下)のイベント(勉強会など)をやる場合は、ベストな選択肢である。

tweetviteを使用するデメリットは以下の通りである。
・twitter利用者でないと使用できない。
・「maybe」という曖昧な選択肢が存在する。イベント主催者側としては、参加人数の把握が難しい。
・キャンセルしたり、欠席から参加に変更しても主催者側に通知がいかない。(参加者が50人超えると管理が難しくなる。)

最後に、申込フォームで紹介した3つのツールの一覧を表にまとめると以下のようになる。

(○:可能、×:不可能)

イベント、勉強会の人数、費用に応じて上記ツールをうまく使いこなしていきたい。
また、今後はスマートフォン含めて主なデバイスの画面に対応できるITツールが無料で増えることを期待したい。






2010年5月14日金曜日

クラウドソーシング・ツール (1)

このブログは、あるイベント(「Twitter活用事例1000」通称:ついせん)のスタッフをやった経験を基に、twitterなどのSocial Media を使用して50人から100人のイベントを実行するためのツールに関して、記述します。

先日、記述した「ついせん東京書記ストーリー」とは違って、イベントで使用したITツールを中心に考察します。クラウドソーシング事例としてのついせん全般について、知りたい方は、ついせん大阪座長渋谷高広(@TakahiroPEJp)さんのこちらのブログをご覧下さい。

twitterなどのSocial Media を使ってイベントを催行したい方に参考にしていただければと思います。

50人から100人規模のイベントを実施するためには、大雑把には下記流れに沿って進みます。

・イベントのアイディア出し
イベント実施要綱とりまとめ
イベント告知・申込
・イベント内容スケジュールとりまとめ
・イベント当日
・イベント振り返り

この中でITで使用するツールに関して下記のように分類します。

(1)アイディア出し
・twitter
(2)告知・申込
・告知's
・form-mailer
・twtvite
(3)実施要綱とりまとめ
・wiki
・ML
・らくらく連絡網
・google doc
・google group
・google buzz
(4)当日
・Google App Engine
(5)振り返り
・blog
・google group

上記青太字は、実際に試したものです。

今回は、(1)アイディア出し、(2)告知・申込の告知'sについて記述します。

(1)アイディア出し
アイディア出しに関しては、現地点では、twitterが最高のITツールです。理由は、単純。多くの人が、気軽に投稿しているから。みなさんも熟知されているので、ここではアイディア出しに関しては、これ以上何も申し上げません。

(2)告知・申込
イベントをやる際に、避けて通れないのが、告知・申込です。
イベントの内容は、140文字ではとても伝えられません。
何らかのWEBで告知する必要があります。

そこで、無料で大概のイベント告知ができるツールが「告知's」です。



(注)上記画像をクリックすると、告知'sでの実際の画面に遷移します。

告知'sを使用するメリット・デメリット
告知'sを使用するメリットは以下の通り。
・ 無料である。
・ イベントの概要をテキスト形式、HTMLの好きな方で記述できる。
・ 主催者のイベントの申込状況に応じて、「締め切り」、「申込中」、「準備中」などのステータスを変更できる。
・ イベント開催に必要な項目欄が既に用意されている。
・ twitterのtweetを右側に掲載することができる。(ついせんではハッシュタグの検索結果を掲載した。)

一方、告知'sを使用するデメリットは以下の通り。
・ 画面の右上、下部にバナー広告が掲載される。
プレビュー画面がない。特に、既に申込を開始した後に内容(HTML)を修正したい場合、慎重に行う必要がある。告知'sをHTMLで編集する場合は、HTMLおよびCSSの経験がある人がやった方が無難である。(人がアクセスしない深夜・早朝時間帯に一時的にステータスを「申込中」から「準備中」にするなど運用対処は充分可能であると思われる。)
・ 携帯電話(スマートフォン含む)専用のWEB画面が存在しない。スマートフォンから申し込むことは可能だが、スマートフォン以外の携帯電話では無理

 参加者のライフスタイルを考慮して、「1.告知’sの申込フォームを使用する」か、「2.他の申込フォームを使用する」か判断する必要があります。「ついせん」イベントでは、「2.他の申込フォームを使用する」選択をしました。理由は、携帯電話からも気軽に申し込んでいただきたいからです。「ついせん」イベントでは、申込フォームは、form-mailer」を選択しました。(form-mailer」の考察・コメントは、次回します。)
PCの申込フォームを「告知's」に、携帯電話からの申込フォームは「form-mailer」を使用することも考えたが、管理が複雑になるためform-mailer」一本に絞りました。

【告知'sに記述する際の注意点】
告知's含めた申込フォームで最も大事なことは、ページを見たユーザがどのボタンを押せば申し込めるのかを分かりやすく掲載することだ。
開催概要より上部の「イベント概要」の記述は、開催概要の頭が出るくらいにできるだけ短くまとめる。そうでないと、申込者がどのボタンを押して先に進めればよいか分からないため。「ついせん」ではHTMLに工夫を施すことによって、画面の上部からも「申込はこちら」ボタンを追加した。本来はこのような使い方をすべきではない。イベント詳細に関しては、イベント概要欄にイベントの詳細を記述したブログのリンクを掲載するのがよいと考える。

次回は、「form-mailer」「twtvite」に関する考察をまとめます。

【参考】
告知'sのOS・ミドルウェア(2010/5/15現在)
OS : CentOS(フリーのLinux
WEBサーバ:Apache/2.2.3 Server